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204 NEW WELL TERRACE

再販売を目的としたマンション一室の改修工事(2025.10) 竣工当時は2世帯住宅を想定した約90m2のメゾネットタイプ、4LDK。キッチン、浴室、トイレは、上下階にそれぞれスペースが確保されていた。その後のリフォームにて一部水回りと部屋数は変更されていたが、狭い水回りと使い勝手の悪い間取りのため、不具合を修正し再プランを行った。暗かった玄関周りに自然光が届くよう、リビングと廊下の間の仕切りを木製サッシとした。隣接する階段室からも下階にも自然光が入り全体的に明るい空間となった。キッチンや洗面台は、木製サッシの桟のデザインを取り入れ、全体の統一感を持たせた。存在感のあるタイルが空間に彩りを与えた。   用途:再販売物件場所:神奈川県川崎市面積:93.42m2構造:鉄筋鉄骨コンクリート構造(柱梁構造)築年:1983.11設計期間:2025.05-07施工期間:2025.07-10施主:Tanaka Constraction Co., Ltd.企画:RYO ASO DESIGN OFFICE設計:RYO ASO DESIGN OFFICE施工:armhaus Co., Ltd.撮影:RYO ASO DESIGN OFFICE

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台湾出張 2

2度目の台湾出張(2025.07.14-17) 今回は施主との打合せや現場確認が多く、前半はタイトなスケジュールで行動。 初日は施主打合せの後に現地確認。台湾の建物は日本に比べて天井が高い。床仕上げ面から天井(躯体)まで3m前後が標準。 バルコニーに貼られている既存タイルはレトロで可愛い。 二日目。 午前中は施主とのプラン打合せ、午後は竣工した物件での撮影。計画ではリビングに置くアンティーク家具の配置などを細かく検討しました。随所に置かれた家具や小物が、室内を彩ります。 三日目。 午前、午後とも現場確認。前回の訪問では解体後のスケルトンでしたが、工事も進み塗装の工程でした。日本でのリノベーション工事での現場塗装はローラー塗装が多いですが、台湾では吹付け塗装が主流のようです。仕上げはとても綺麗です。 現場ではお酒も飲める大らかさ?笑 2現場目は配水管工事を終えて電気工事中。天井の配管は、日本と進め方が違うので現場の様子も見ていて面白いです。 給水管はこれからのようですが、新規で作った壁を切り裂いてルートを作るようです。最終的には配管を埋めてしまうようで、こちらも電気工事同様、日本と違い不思議な印象です。 職人さんのお昼休憩。 現場の様子 夕方は、事前に用意した図案を元にラグを編むワークショップ。マシンガンのような機械で毛糸を編み込んでいきます。失敗できないので少し緊張しますが、慣れてくると中々に楽しい作業。 最終日は自由時間!台北市内を散策。街並みやローカルなお店は、見ていて楽しいです。 台湾の設計事務所「LADIES & GENTLEMEN」 ■←前回の訪問の様子はこちら

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house m/f

マンション一室の改修工事。再販売を目的とした改修工事として計画。その後にご購入された施主の生活スタイルに合わせ、部分改修工事を行った2度に渡る計画。 既存内装は竣工当時から手の加えられていない状態で、ラワン材を使用した壁面や作り込まれたキッチンや書斎、造作の浴室が残っていた。丁寧な造作家具の雰囲気は良く、残しながらの計画も検討したが、経年変化の劣化が激しく解体して当時の良さを再現する計画となった。(一部建具屋家具は再利用した)その後の部分改修も既存計画を活かし、機能面を向上させ快適な室内空間となった。                  用途:個人邸場所:神奈川県面積:**m2構造:鉄骨コンクリート構造(柱梁構造)築年:1978設計期間:2023.10-12施工期間:2024.01-03 施主:個人企画:duffle + RYO ASO DESIGN OFFICE設計:duffle + RYO ASO DESIGN OFFICE施工:arm haus Co.,Ltd.撮影:RYO ASO DESIGN OFFICE

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